726022 Patch改修内容に対する説明は下記となります。
1. 機能の更新
1) UPnPプロトコルIGDゲートウェイのデバイス仕様をサポートする。
2) WAN、LANインタフェースとしてWiFiを使用する場合、WPA3-SAE認証をサポートする。
3) SSL Inspection機能は銀行サイト向けのSecurity Breakoutを追加し、可用性とパフォーマンスを強化する。
2. 製品の最適化
1) Anti-Spamホワイトリストのメールアドレスはワイルドカード入力をサポートする。
2) 閉域ネットワーク環境に対して、URL分類クエリの方式を最適化し、タイムアウトによるトラフィックフリーズを回避する。
3) URLフィルタリング機能は、悪意セキュリティ分類のデフォルト動作をブロックに調整する。
4) 初期化ウィザードはマルチLAN分割の構成をサポートする。
5) 初期化ウィザードは、デュアルWANモードに対するネットワーク接続性検出をサポートする。
6) DNATはソースVLANの構成をサポートし、VLANインタフェースIPに適応する。
7) nCloudはバックグラウンドデバッグツールを追加し、アフターメンテナンスが便利になる。
8) ログモジュールは自身異常状態の検出とバックグラウンド診断情報出力を増加する。
9) PPPoE接続失敗ログのレベルを最適化する。
3. 問題の修正
1) nCloud連携機能に関する日本語文字化け問題、ログプロセスのアップロード異常問題、画面に偶発異常状態問題を修正した。
2)DNAT機能による偶発的な異常ARP応答問題を修正した。
3)ポリシールーティングにおける負荷バランスルート選択アルゴリズムの偶発的な計算ミスを修正した。
4)HTTPプロトコルエージェントエンジンによるRSTメッセージの偶発的なエラー処理を修正した。
5)SFTPリサイクル伝送時に偶発的なメモリ占有量が高すぎる問題を修正した。
6)PPPoE、IPoE46ネットワークシーンにおいて、偶発的なTCP-RSTメッセージが転送されない問題を修正した。
7)Web画面に偶発的な前の処理エラーによる後続アクセス失敗の問題、WiFiがWANポートとして使用可能なSSIDを表示する際に偶発的な特殊文字表示文字化け問題を修正した。
8)Web画面に若干のセキュリティ脆弱性を修正した。